寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

ディズニーのスターツアーズで起こった悲劇

これはディズニーランドで起こったある悲劇のお話である。

ディズニーランドにあるスターウォーズをテーマにした乗り物がある。宇宙船に乗って宇宙旅行に出かける、というアトラクションだ。

そのアトラクションの乗り物までの途中に、ある仕掛けがある。サーモグラフィーだ。その前を取った人の温度を表示してくれる。冷えている部分は青で、暖かい部分は赤で。空港のセキュリティのイメージを醸し出すためのギミックだ。

普通の家族やカップルなら、その前を通ると、自分の体の輪郭がぼやっと見えているのを楽しむことができる。手を振ったり、変なポーズをしたり。

しかし、ある日、ここに3人組が通った。女性1名、男性2名の3人組だ。昔の表現で言う「ドリカム」状態。男性は2人とも女性を好きだが、女性はどちらとも決めかねず、優柔不断ながらも、その状態を楽しんでいる。

そんな3人がディズニーに来た。女性の隣は交互に変わりながら、このスターツアーズというアトラクションに来た。真ん中に女性。両端に男性。そして、サーモグラフィーの前を通りかかる。

悲劇はその時に起きた。男性は女性側の体の半分が赤くなっていた。しかし、女性は片方の男性の部分だけ赤かったのだ。そう、女性は自分では気づいていなかったが、実は片方の男性に惹かれていた。体は正直だ、その男の方の半分が赤くなっていた。

それをみた3人は、全てを悟った。

帰りは2人と1人で帰ったそうだ。ディズニーランドでは、隠し事はできない、のかもしれないね。

※実際はそこまで体温差は表示されません