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寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

お酒という毒

ある飲食店が、焼酎と間違って、手洗い用のアルコール製剤を客に出してしまっていたらしい。

大変だな。飲んだ人も気づかないものかな、とノボルは思う。酔っ払ってると気づかないものなのかもしれない。

でも、そもそも、とノボルは考える。お酒自体が「本当は飲んじゃいけないもの」という可能性はないだろうか。

まだカクテルはわかる。甘いし色味もいい。しかしビールは苦い。ウイスキーに至っては匂いが異臭だ。これらは実はエタノール製剤とそんなに変わらないんじゃないか。「みんな飲んでるから大丈夫」と思ってるけど、実は身体に悪いもんなんじゃないか。飲むと、自分を失うし、ふらふらするし。毒なんじゃないか。

ひとしきりノボルは考える。

ああ、毒だと分かっていて飲んでいるのか。大人は毒を飲まないとやっていけないってことなんだ。

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