読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

あかんとこ

- ミヤモト、お前は仕事ようやってくれてるけど、1つアカンとこがある。どこかわかるか?

 - アカンとこありますか。わかりません。声が小さいところですか。

- 声小さいのはアカンとこやな。そやけど、もっとアカンところがある。そのアカンところ直したら声もでるようになるわ

 - なんでしょうか。気合が足りてないんでしょうか。

- 気合足りてへんのか。それはアカンな。それも違うわ。

 - すいません。わかりません。関西弁を話せないことでしょうか。

- それはアカンな。せやけど、それも違う。もっとアカンやつや

 - わかりません。すいません。

- ほな、教えたるわ。背筋が悪いねん。背筋をもっと伸ばすんや

 - 背筋、ですか?

- 背筋や。背筋をシャンと伸ばすんや

 - はぁ。こんな感じでしょうか

- もっとや

 - こんな感じでしょうか

- そや。ええやん。

背筋を伸ばしてたらなええことばっかりや。まず、自信ありそうに見えるやろ。人は自信を持ってそうな人を頼りたくなるねん。上も下もや。仕事なんて、何が成功するかわかれへんやから、自分が正しいと思うことをするのがええねん。そのためには、自信を持ってそうに見られなあかんねん。自信もってそうな人にはついていきたくなるやろ。そうすると他の人も不安がなくなるねん。それで、仕事もよう進むようになるわ。

ほんで、背筋を伸ばしたら声の通りもよくなるわ。それでお前の声の小ささも治る。

あとは自分自身にも自信がでてくるねん、背筋伸ばしてるだけで。ええ服きたら、なんか自分も仕事できそうな気になるやろ?それと一緒や。背筋を伸ばすのは、いっちょらの背広きるのと一緒や。

聞いた話やけどな。アメリカである社長さんが町中を歩いている時に人を見かけたんや。そいつの背筋がピンっとしっかり伸びてたんやろな。思わず、そいつを採用したんやて。そしたら、そいつが最後には社長さんになったゆうで。

背筋を伸ばし。全部の問題解決するわ。

 - ありがとうございます。背筋を伸ばしてたら僕も社長になれますかね

- それはしらん。そやけど、なれるんちゃうか。背筋伸ばしてたら