寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

1年の速さ

あっというまに正月が終わり、そして1月が終わり、春がくる。そして夏がきて冬がきて1年が終わる。

予定調和の1年。絶対に違うことのない一年。

ただ、若い頃と違うのは、「1年の過ぎるのが早い」という感覚だ。これに関して、このような分析を読んだことがある

・3歳児にとって1年は、自分の人生の1/3に該当する。だから長いように感じる

・30歳にとっては、1年は自分の人生の1/30に該当する。だから短いように感じる

これの考え方の前提になるのは「自分の過去は短く記憶する」という傾向があるからだろう。論理的に考えると「30年きっちり長さを覚えていれば、その長い人生の1/30は3歳児の体感と同じ」だからだ

だからもし自分の今までの人生をちゃんと愛でることができれば、1年は長く感じるのかもしれない。