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寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

いろんなお仕事

大変な仕事かと思われていますけれど、そんなに大変じゃないですよ。もちろん、下心のあるお客さんもいますけど、たいていは、普通の方です。年齢層では30代以上が多いですね。若い人はもう少し直接的な快楽を求めるのかもしれません。耳かきを求めるお客さんは、快楽よりもやすらぎを求めているのかもしれませんね。実際、耳かきの気持ちよさを求める方もいますが、それよりも、「膝枕をされる」ということに安心を覚えてくださるお客様も多いんです。普段「膝枕される」ってなかなか大人になるとないですよね。でも「耳かきをする」となると膝枕をしなければいけません。その「仕方なく膝枕する」という行為が、大人の男性にとっては、良い言い訳なのかもしれませんね。

こちらも、いきなり耳垢をきれいにとってしまうとあまりにあっけないので、それよりも、耳の中をマッサージするようにしています。耳垢を取るのは最後ですね。それよりも、耳の中を綿棒で丁寧にマッサージします。耳が性感帯と言う人が言うように、実は耳ってきもちいいんですよ。でも、あまりに攻めちゃうと、感じすぎて、びくっとなって綿棒が耳に刺さりそうで怖いのですが笑。

あと、ちょっとした小話ですが、耳かきやで人気の女の子はどういう人かわかりますか?正解は、声がきれいな人です。どうしてだと思います?耳垢が取れてすっきりした人は、きれいな声を聞きたくなるのかもしれませんね。新しいグラスには、良いワインを注ぎたくなるように。本当かどうか知らないですが、耳かきやの定番のコネタです。

恋人には耳かきはしませんね。もしお願いされたらするかもしれませんが、お願いされることもないですし。ただ、つい耳は見ちゃいますね。そしてしたくなりますが、黙ってます。いまの仕事も秘密なので、あまりに耳かきが上手だと怪しまれるかもしれないので笑。

他の穴もきれいにしたくならないかって?たとえば鼻の穴ですか?それはないですね笑。でも人によってはしたくなるのかもしれませんね。美容師さんも、髪の毛を整えると、つい眉毛とかも整えたくなるという人もいるみたいですしね。

そうそう。もうひとつ小話を思い出しました。お客さんではなく、女の子でも、耳かきにはまる子がいましたよ。でもその子は耳かきをすることにハマるんじゃなくて、自分の膝に人の頭をのせるのが快感になったんですって。たしかに20分くらい、ずっと頭を乗せて耳かきをします。足を崩していると大丈夫なのですが、ちゃんと足をしているとしびれてきちゃうんです。その子はそれが快感になっちゃったらしくって。最近では、家で、漬物石を膝の上に乗せているらしいですよ。江戸時代の拷問みたいですね。