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寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

雨の日の憂鬱

朝、起きて雨だと憂鬱だ。きっとあなたも。

低気圧で気分が優れないし、電車は混むし、靴は汚れるし。両手はカバンと傘で埋まって、その上に、iPhone聞きながら、SUICAを出すなんて、まるでジャグリング。iPhoneSuicaをつける前に傘をつけたらいいのに、なんて。

今日はさらについていなかった。会社にはお弁当を売りにくる業者さんがいる。でも、今日は事前にお弁当が売り切れちゃったそうで、売りに来てくれなかった。こんな雨の日こそ、外に出たくないからお弁当を食べたかったのに。って、思うのはみんな一緒なのかも。

だから雨の日は憂鬱。

雨の日に、気分がよくなる仕組みが何かあればいいのに。そうすれば、「雨の日が待ち遠しい」ってなるのに。

ああ、そうか。だから、かわいい傘や長靴が売れるんだ。雨の日も、素敵な傘とかわいい長靴があれば、少しは気分が晴れるもの。少しでもいやな雨の日をごまかすために可愛い傘と長靴が売れる。

でも私の憂鬱を吹き飛ばすには、傘と長靴じゃまだ足りない。

そうだ。雨の日だけ、タクシー通勤をOKにしようかしら。会社までだとお金が足りないから、駅までは。そうすると鬱陶しい雨の日も少しは気分が楽になるかも。

- こういう人が実はたくさんいるから雨の日のタクシーは捕まりにくいのかも、しれない。