読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

寝る前に読む小話

寝る前に1分ほどで読める小話です(フィクションとノンフィクションまぜこぜです)。読者になっていただけると欣喜雀躍喜びます

花粉症バスターズ

ゆみちゃんが花粉症みたいだ。僕は花粉症じゃないから辛さがわからないけれど、ゆみちゃんは「つらいよー」と言っている。

だから、僕はゆみちゃんを助けようと思った。でもこっそりする。こっそりしないと恥ずかしい。それにクラスのみんながうるさいから。

それから、僕はゆみちゃんが花粉症で苦しまないように頑張った。ゆみちゃんがつかっているポケットティッシュの中身を鼻セレブにかえた。これで、鼻が少しは赤くならないといいな。

そして、窓を明けるやつはこっそりどついた。そして窓をちゃんと締めるようにした。

席替えでは、ゆみちゃんが廊下側になるように委員長にお願いした。クジなんて自由につくれるんだ。

窓側の奴らにできるだけ空気を吸い込むようにおねがいをした。あいつらが花粉を吸い込めば、ゆみちゃんまで花粉は届かないはずだ。それでも駄目な時はうちわで窓から外をあおぐようにした。そうすれば花粉が教室に入ってこないはずだ。

ゆみちゃんがくしゅんくしゅんとくしゃみしている姿もかわいいので、それは見れなくなるのは残念だけど、少しはゆみちゃんのくしゃみが減った気がした。

こうして、僕はゆみちゃんを花粉から守った。ゆみちゃんに「今年は花粉症ましだったんじゃない?」と聞いた。ゆみちゃんは「辛かったよ」といった。

- 翌年、尋常小学校の生徒(5年生)が近所の杉を切り倒しているところを近所の人に見つかり、補導された。理由を聞いても生徒は黙秘を続けている。