テクノロジーで花見はどう楽になった?
テクノロジーによって我々の生活はとても便利になったと言われるけれど、実際、便利になったものは少なかったりする。花見なんて、なにも便利にならばい。
たとえば、週末に花見を予定したとして、「週末の天気は?」と簡単にインターネットで調べられるようになったかもしれない。ただ、昔から、177に電話をすれば、天気を知ることはできた。
花見の撮影がスマホでできるようになったからって、撮影は昔からできた。インターネットができたからといって数千年前から桜の美しさは変わっていない。
結局のところ、テクノロジーが進化しても花見の場所取りは変わらずしなくてはいけない。pepperが代わりにやってくれるわけではない。
花見のビールも携帯から出せるわけではない。結局、買いに行かないといけない。
それでも、少なくとも1つは便利になったことがある。花見に体調不良で参加できない友人の家に、見舞いとして食べ物を届けることだ。
いままで、それはなかなかできなかった。友人の家の近くにあるデリバリー可能な店を知らないのだから。
でも、いまは友人の住所さえわかれば、Uber Eatsにその住所を入れてれば、オーダーをすれば、身体に優しい鶏スープを簡単に届けてあげることができる。なんなら花見の写真と一緒に。
もっとも、鶏スープが届いた時に、友人が裸で寝ていないように気をつけないといけないけれど。