Amazonダッシュボタンで幸せを届けて
Amazonダッシュボタンを押しても、私が本当に欲しいものは届かない。
洗剤や消臭剤が届いても嬉しくない。
便利だな、とは思うけれど。
もっと幸せを運んでくれるボタンがあればいいのに。たとえば押したら、音楽がなるとか、花火がでるとか。でもそれじゃあ子供のおもちゃか。でも、マリオのクエッションボックスのように押す度に、花が咲いたり、キノコが出てきたり、それはそれで素敵じゃない。
「ボタンを押すと、何かが500円で届きます」っていうサービスはどうだろう。まるでガチャみたいだけど。石鹸が届いたり、ペンが届いたり、入浴剤が届いたりする。
でも、それらが500円の価値のものじゃつまらないな。福袋が人気なのは、それが500円以上の価値があるものを500円で買えるからだ。
じゃあ、10回に1回は、5000円分のものが届くってのはどうだろう。面白いかもしれないけど、9回の外れは寂しいな。ボタンを押しても何も届かないというのは、それはまた寂しいものがある。何も届かないボタンって。
そんなことを考えながらAmazonダッシュボタンで洗剤を買っていたら、思わず、私はその魅力にハマることになった。洗剤を使い切ってもないのに、ボタンを押してしまう日々。
だって、それを届けてくれる宅急便のお兄さんが毎日変わるのだもの。3日に1回はタイプの方。
Amazonダッシュボタン、やるじゃない。